「鮭の蒸し焼きソース」魚耕荻窪本店で試食販売 ケイパック

キユーピーグループのケイパックは8月19、20日、東京都杉並区の魚耕荻窪本店で「フレッシュストック鮭の蒸し焼きバジルソース」を使って調理したメカジキメニューの試食販売を行った。また万城食品とケイパックが共同開発したバジルオイルの漬け魚も店頭販売し、特設ブースで調理オペレーションの説明や世帯人数に合わせた提案も実施した。

店頭に立ったケイパックのフレッシュストック推進部部長の森義仁さんは「魚耕さんとはキユーピーがフレッシュストック事業をスタートした直後から取り組みを進めてきた。これまでコロナ禍のため、なかなか店頭でお客様とコミュニケーションをとることができなかったが、今回は大変良い機会。お客様からの生の声を吸い上げ、商品に磨きをかけたい」と話した。「フレッシュストック鮭の蒸し焼きソース」は計4種類。ケイパックでは、秋鮭のシーズンに入る前に旬の魚であるメカジキに合わせた調理法を紹介した。仕上がりがイメージしやすくなるように魚耕が調理見本を用意。さらに万城食品とケイパックの協業から生まれたバジルオイルを使った漬け魚も店頭販売した。

旬のメカジキを使ったメニューを提案した

森さんは「ケイパックが販売する『フレッシュストック』の生鮮専用調味料は22年度が5千500万円ほどの売上。今期は1億5千万円まで増える見通しだ。中でも魚向けでは『鮭の蒸し焼きソース』が牽引している。ソースとメカジキの相性はとても良い。蒸し焼きにするとふっくら仕上がるし、魚耕さんのメカジキはとても肉厚。良い流れで秋鮭のシーズンにつなげたい」と意欲をみせた。

魚耕荻窪本店店長の岡健司さんは「キユーピーという企業の認知度の高さをあらためて感じた。旬の魚を使いソースと合わせた提案をしているが、メカジキは味にクセがない魚種なのでソースの味を邪魔しない。4種類のソースのどれを使っても楽しんでいただけるだろう。当社も先月からさかなの日の取り組みを開始した。魚料理を敬遠していた方や調理法が分からない方にこのソースをご利用いただくことで、魚食拡大に貢献できると思う」と抱負を語った。

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