8月27日、釣り好きなお父さんに連れられて宜野湾新漁港を訪れた6歳の國仲南海翔君。父親の隼さんが、釣具店の店先に売っている安価なセット竿（ざお）
に垂らし釣りの仕掛けを3本用意し、3本目をセットしようとしていた時、最初の仕掛けに大物がヒット。危うく竿が飛ばされそうになったので、側にいた母親と2人で竿を捕まえた。
竿は折れんばかりに曲がり、強引にリールを巻き上げようとしたらリールのハンドルが折れてしまった。駆けつけたお父さんが道糸をつかんで引き上げようとしたが、掛かった魚は根に張り付いて動かない。
10分ほど待っていると、魚が動き出した。急いで抜き上げてみると68センチ、6.64キロのミーバイだった。
8月25～27日までの3日間、沖縄本島、宮古島、石垣島の3会場を舞台に255人が参加して、第17回沖縄バトルカップタマン釣り大会が開催された。
この大会に参加した計将太郎さん。26日の夜からホームグランドの大宜味のマル秘ポイントで竿を出して30分でヒット。71センチ、5.3キロの大物で、初優勝した。
大会の主な結果は次の通り。
▽2位＝古波蔵宝永（4.1キロ、71センチ、石垣島）
▽3位＝仲田拓匠（3.92キロ、67.3センチ、宮古島）
（おきなわ釣り王国社・仲栄真修）
