就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルート(東京)は8日、2024年卒業予定の大学生の就職内定率が1日時点で91.5%だったと発表した。前年の同時期とほぼ同じ水準だった。
内定を得て就職先を決めた学生の割合(進路確定率)は84.5%で、前年同時期より2.3ポイント上がった。将来的な働き手の減少が見込まれる中、24年卒の就職活動は学生優位の「売り手市場」となっている。
民間企業への就職が確定している学生に対し、就職先で内定式が「開催される予定」との回答が76.5%に上った。
9月1~4日にインターネットで調査し、大学生1024人の回答を集計した。