愛媛大学の技術でマラリア撲滅へ!大学院生がガーナに派遣 現地では多くの子どもが命を落とす…

蚊が媒介する感染症=マラリアの撲滅に貢献しようと、愛媛大学大学院で研究に取り組む学生が、JICA=国際協力機構の海外協力隊として、ガーナに派遣されることになりました。

ガーナに派遣されるのは、愛媛大学大学院理工学研究科でマラリアの研究に取り組む湯口貴聡さんで、8日は出発を前に愛媛県庁を訪問し、田中英樹副知事から委嘱状を受けとりました。

ガーナでは、マラリアにより5歳以下の多くの子どもが命を落としているということで、JICA四国センターと愛大は今年6月、現地の感染症対策支援へ覚書を交わし、湯口さんはその初めての隊員として派遣されます。

愛大大学院 理工学研究科 湯口貴聡さん
「愛媛発祥の技術を世界に広げられるということで、すごくやる気にも満ちています。今までよりも高効率で研究を進めて行くことを実現して、マラリア撲滅につなげていきたいと思います」

湯口さんは9月14日から1か月間、ガーナにある野口記念医学研究所に配属され、現地の研究員にワクチン開発などに関する研修を行います。

© 株式会社あいテレビ