サディスティック・ミカ・バンド 代表曲「タイムマシンにおねがい」がリリースより50年目にしてCMソングに決定

サディスティック・ミカ・バンド(左から高中正義、加藤和彦、ミカ、上:今井裕、中:後藤次利、下:高橋幸宏)

1972年デビュー、1973年5月5日に1stアルバム『サディスティック・ミカ・バンド』をリリースしてから50周年になる稀代のロックバンド、サディスティック・ミカ・バンド。(デビューは1972年6月21日発売のシングル「サイクリング・ブギ/オーロラ・ガール」)

圧倒的な作品力と存在感で一時代を築き、世界中で絶賛を浴び、国内外のフェスのほか、イギリスではロキシー・ミュージックの全英ツアーに帯同。観客を驚きと歓喜で包んだサディスティック・ミカ・バンド。そのジャンルを超えたクリエイティビティと演奏力の高さは今もなお瑞々しい。

リーダーの加藤和彦(ボーカル、ギター)、MIKA(ボーカル)、高中正義(ギター)、高橋幸宏(ドラム)、小原礼(ベース)、今井裕(キーボード)というトップミュージシャンが集結し発表したセカンドアルバム「黒船」のリードシングルとして1974年10月5日に発表されたのが「タイムマシンにおねがい」。今年はリリースから50年目に当たる。日本のロックの代表曲として、荒井由美、和田アキ子、ROLLY、のん、など数多くのミュージシャンにカバーされ、今では「ロックの超神曲」との評価を得ている。

セカンドアルバム「黒船」

この「タイムマシンにおねがい」が、9月6日より放送の伊藤園の「お〜いお茶カテキン緑茶」のCMソングとして起用されていることがわかった。

商品は、生成AIを活用した茶葉の生命力を最大限に引き出す革新的なパッケージデザインの特定保健用食品「お~いお茶 カテキン緑茶」(9月4日新発売)。CMにはAI技術で生成したAIタレントが登場し、「未来の自分を今から始める」というキャッチコピーで勢いのある世界観を演出している。AIタレントのテレビCM起用は日本初*1。「さぁ何かが変わる そんな時代が好きなら〜」と歌うボーカル、MIKAの声が印象的な「タイムマシンにおねがい」のサウンドが清々しい映像に拍車をかけ、エネルギッシュなCMに仕上がっている。

50周年の今年、サディスティック・ミカ・バンドは記念アイテムのリリースが続々決定している。7月に発売された、第1期にスポットを当てた「1973-1976 LP BOX」に続き、桐島かれんをボーカルに据え再結成した第2期にスポットを当てた「1989 LP BOX」が10月25日に発売になる。また伝説的な再結成ライブの映像を収めた映像作品「晴天 ライブ・イン・トーキョー1989」もDVDとBlu-rayで11月22日に発売になる。そしてバンドのリーダー加藤和彦にスポットを当てた映画「トノバン ~音楽家 加藤和彦とその時代~」が来年公開されることも先日発表されている。

CM、レコードリリース、映画と、50周年のサディスティック・ミカ・バンドの周辺が賑やかになってきているのは、素晴らしい音楽が時代を超えて愛されている証だろう。

お~いお茶 カテキン緑茶CM 「未来を変えるのは、今。」篇

お~いお茶 カテキン緑茶シリーズ | 伊藤園

サディスティック・ミカ・バンド | UNIVERSAL MUSIC STORE

  1. ※2023年8月7日 16:00時点でAIタレントが出演したテレビCMは該当無し。
    *使用データベース:CM総合研究所・表現データベース
    *調査対象CM:1,016,790件(2023/8/7 16:00時点)
    *観測エリア:東京キー5局、在阪民放5局(2016/11/20〜)、BS民放5局(2016/11/20〜)
    *インフォマーシャルCM、通販CM、販売告知CMは、データベース入力対象外
    *AIタレントの定義:AIで生成されたキャラクター設定があり、タレント活動をおこなうもの

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