夜間の交通事故で歩行者11人が犠牲に… JAが交通安全協会に反射材を贈呈 愛媛

日暮れがだんだん早くなってきました。

夕暮れや夜、歩いたり自転車に乗ったりする時、特に気を付けたいのが、自分の存在を知らせて交通事故を防ぐことです。

そこで、愛媛県松山市内では8日、県交通安全協会に反射材が贈られました。

反射材を贈呈したのはJA共済連愛媛で、8日は、上甲卓浩本部長から県交通安全協会の白方信一会長に、「事故は無し」の語呂合わせ、2万5874個分の反射材の目録が手渡されました。

そして、反射材の効果を知ってもらおうと「見えチェック」という機械を使って、昼間・夕暮れ・夜間とそれぞれの時間帯でのドライバーからの見え方を確認しました。

ちなみに反射材を着けたダークみきゃんがチェックしたところ…3段階で最低の「C」。名前の通り「ダーク」な結果となりました。

(JA共済連愛媛・安永大雅さん)
「やはり反射材を着けると、『いますよ』ということをドライバーにアピールできるのではないか」

この後、地元の園児たちが街頭で歩行者に反射材を配り、「交通安全おねがいします」と呼びかけました。

(反射材もらった人)
「(反射材を)着けたことない。(夜道で)車が速く通ったりすると、怖いなと思うので、これ着けとけばいいんですね」

警察によりますと、県内では2023年、夜間の交通事故で歩行者11人が犠牲となり、そのうち10人は反射材を着けていなかったということです。

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