お城にいる桜の神さまが秋の津山城にかける光の魔法。津山城ナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」開催　[岡山県津山市]

　むかし、むかし、この津山には大きなお城がありました。お城のまわりには「桜神さま」が住んでおり、津山に住む人を守っていました。お城がなくなったあとも、津山の人々の笑顔が絶えぬようにと、春には、それはそれは見事な桜を咲かせ、多くの人々を笑顔にしてきました。噂では、秋の夜、その「桜神さま」がどうやら鶴山公園に姿を現し、光の魔法をかけるようです。

　「日本のさくら名所100選」にも選ばれる、岡山県にある津山城(鶴山公園)は、森蘭丸の弟 森忠政によって1616年に築城された平山城です。

　築城400年を機に復元した備中櫓を始め、地上から45メートルにも及ぶ美しい石垣など、城内のさまざまなエリアを、プロジェクションマッピング、光や音の幻想的な演出で華やかに彩ります。

　開催期間中はさまざまなメニューが楽しめるキッチンカーも毎日出店します。春の桜の名所「津山城」を舞台に、光で創造する「秋の観桜会」をお楽しみください。