京都の「餡子屋」が手掛ける菓子店、大阪・枚方に府外初出店

1950年に京都で創業した「都製餡」が手掛ける、あんこ菓子専門店「都松庵」(本社:京都市中京区)の3店舗目が9月28日、商業施設「枚方T-SITE」(大阪府枚方市)にオープンする。

香ばしい最中皮、もちもちの求肥などがセットになった自分で作るもなか「MIYAKO MONAKA」(1個432円)

京の名水とも呼ばれる「醒ヶ井」の近くに開業した「都製餡」。地下80メートルから汲み上げた良質な地下水を用いて、あんこ作りをおこなってきた。豊かな風味が地元で評判を呼び、各菓子店にもあんこを卸している。

小麦粉を使わずに「生あん」を使用したグルテンフリーのクッキーやケーキなどを開発し、あんこの魅力を発信しているのが「都松庵」だ。これまで実店舗は京都市内のみだったが、地元密着型の同施設ならばとブランドの可能性を広げるため、エリア拡大を決めた。

店内では、香ばしい最中皮ともちもちの求肥などがセットになった自分で作るもなか「MIYAKO MONAKA」(1個432円)、小麦粉を使わず「生あん」を生地に使用したクッキー「AN DE COOKIE」(1箱540円)といった定番商品をはじめ、洋菓子や和菓子、ギフト商品など幅広い商品が並ぶ。

また、オープンを記念した焼き菓子のギフト缶が枚方で先行販売される。営業時間は朝10時〜夜8時。詳細は公式サイトにて。

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