Novelbrightのドキュメンタリー企画! メンバーが自身の曲を“今聴かせたい人”に会いに行く

BSフジでは9月16日に、結成10周年を迎えたロックバンド・Novelbrightが、“今聴かせたい人”に会いに行くドキュメンタリー「Music Proof~Novelbright~」(深夜1:00)を放送する。

各地の音楽フェスへの出演や大阪城ホール公演・横浜アリーナ公演も控えるNovelbright。「Music Proof~Novelbright~」は、彼らが“今聴かせたい人”を迎えに行き、ライブハウスまで話をしながら同行する過程を追ったドキュメンタリー企画だ。各メンバーが、ゆかりのある人をそれぞれの思い出の場所からライブハウスまで1人ずつ連れて行き、1曲生演奏を聴かせる。親やお世話になっている人、かつてのバンド仲間などと、移動中のやりとりの中でどんな話をするのか? ここでしか聞けない思い出話や、Novelbrightの活動を振り返る貴重な話が語られる。

ボーカルの竹中雄大は「僕が連れてきたのはコピーバンドをしていた時のギター担当です。現在は美容師なので、今でも髪を切ってもらったりしています。お互い野心があり、それぞれの業界で頂点を取ろうなって思っていて、今でもいい刺激をもらえるすごく大切な友達です」と2人の関係を明かす。さらに、「自分がNovelbrightを始めるきっかけになったような人で、今日までお互いを応援し合っている仲なので、あらためてそれぞれの成功をしっかり思い合っているんだなということが分かったし、本当にいい友達がいてよかったと実感しました」としみじみ。

今回聴いてもらった曲は10周年のために作った新曲ということで、「まずは自分たちの一番身近でお世話になっている人に披露できてよかったなと思います。10周年イヤー、そしてその後ももっともっと愛されるバンドになっていけるように、あらためてさらに頑張ろうと気持ちも引き締まりました」と喜びをかみ締めている。

ギターの山田海斗が連れてきたのは自身の父親。「大阪の時代からずっと応援してくれているのを分かっていたし、支えてくれていて…。いろいろな話もしていた中で『こういうふうに思いながら応援してくれていたんや』という話を聞けて、あらためていいおやじやなと思いました」と感謝の念をにじませる。

元アルバイト先で、Novelbrightも使っていたスタジオの店長を連れてきたギター・沖聡次郎は、「当時の話をずっとしていて、めちゃくちゃ応援されているんだなというのをすごく感じられました。もっとたくさんいろいろな感動を届けて大きくなっていかないとなって、キュッと締められた日になりました。いい機会をありがとうございました」と襟を正した。

ベースの圭吾は、20歳くらいの頃、一緒に活動していたバンドメンバーと同行。「昔話をしていてすごく懐かしい気持ちになって『あんなこともあったな』と思ったり、逆に俺が知らなくて相手が知っていることもたくさんあったりして『ああ、こんなことを俺言ってたんや』と、いろいろなことを思い返せて、初心に帰った気持ちになりました。また明日からも頑張ろうと思えるいい日でした」と振り返りつつ、先を見据えた。

インディーズ時代、お世話になっていた元マネジャーと久しぶりに濃い話をしたという、ドラムのねぎは「当時はすごく怖かったので(笑)、今日も『これ言ったら怒られるんちゃうかな』と思いつつ話していたんですけれど、ニコニコしながら話をしてくれたので、今も昔も変わらず見守ってくれているんだなと感じて、もっとでかい景色を見せたいなと思いました」と恩に報いたいという思いをうかがわせた。

さらに、ドキュメントの合間には、Novelbrightとゆかりがある、INORAN(LUNA SEA)、西川貴教(T.M.Revolution)、渡辺敦子(プリンセス・プリンセス)のインタビューも織り交ぜておくる。

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