市民27人から45万円多く徴収、23人に56万円多く還付 介護保険料で誤算定

彦根市役所

 滋賀県彦根市は8日、介護保険料を誤って算定し、2017~23年度、市民27人から本来の納付額より多い計約45万円を徴収し、23人に本来より多い計56万円を還付していたと発表した。過大徴収分は速やかに返還し、過大還付分は時効のため返還は求めない。

 市によると、対象は当初、年金からの天引きで介護保険料を納付していた市民の一部。保険料は所得変更などで変更するが、本来できない期間に変更していた。滋賀県内の他の自治体で同様の誤算定が相次いで発覚したため、同市も状況を確認したところ判明したという。

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