アユつかみ取り歓声 綾・中坪保育所

アユを捕まえ笑顔を見せる園児

 綾町の中坪保育所(高松千尋所長、57人)で7日、アユのつかみ取り体験があった。南俣保育所の児童も参加し、園児約80人が水中の魚影を楽しそうに追っていた。
 楽しい思い出をつくってもらおうと、綾漁協(関盛明組合長)が毎年開催している。園児たちは水着に着替えると、約250匹のアユが放たれたプールへ。素早く泳ぐアユに悪戦苦闘しながら、ようやく捕まえた子どもたちは「ぶるぶる動く」などと歓声を上げて喜んでいた。
 アユは組合員らがその場で炭火焼きにし、園児たちは笑顔で頰張っていた。若松里珠(りた)ちゃん(6)は「ヌルヌルしていて、なかなか握れなかった」、門松結茉(ゆま)ちゃん(6)は「速く泳ぐアユを捕まえたときは、とてもうれしかった。またやりたい」と話していた。

© 株式会社宮崎日日新聞社