ジャック・ジョンソン、マウイ島山火事救済のチャリティアルバム発売とコンサート開催を発表

ハワイ州オアフ島で生まれ育ったシンガーソングライター、ジャック・ジョンソン(Jack Johnson)が、先日のマウイ島の山火事で被災した人々を支援するためのチャリティ・ライヴ・アルバム『Songs For Maui』を9月15日に配信でリリースすることを発表した。

このアルバムには、ジャック・ジョンソンが2012年のハワイ諸島ツアー中にマウイ芸術文化センターのキャッスル・シアターで、ハワイ出身のポーラ・フンガとジョン・クルーズをゲストに迎えて行ったコンサートから、全10曲のライヴ音源が収録されている。

さらに、ジャック・ジョンソンと彼のバンドは、現地時間9月18日にホノルルのザ・リパブリックで、特別ゲストにポーラ・フンガとジョン・クルーズを迎え、親密なチャリティ・コンサートを開催する予定だ。

チケットは9月8日午前10時(日本時間9月9日午前5時)より発売。ファンは、チケット購入時およびライブ会場で、マウイ島の火災救済活動に直接寄付することができる。また、ダフ屋行為を防止するため、すべてのチケットはライブ開催の48時間前にデジタル配布される予定だ。チケットの譲渡は額面金額での転売のみとなり、1枚につき125ドルとなる。

今回のライブ・アルバムとコンサートの収益金はすべて、マウイ島の火災救援活動や継続的な支援に充てられる。

ジャック・ジョンソンは次のような声明を発表している。

「僕たちの愛はすべて、今マウイ島にいる友人や家族に注がれています。コミュニティを支援する方法を考え始めたとき、2012年にポーラとジョンと僕がマウイのMACCで行ったアコースティック・ライヴの録音を見つけました。その音源を聴きながら、僕たちがあの春、ステージ上でだけでなく、マウイの“オハナ(家族)”と絆を深めて過ごした時間を思い返していました。これからの道のりは長いことはわかっています。このライブが持つポジティブなエネルギーが、支援金の調達や困っている家族の支援に役立てられることを願っています。アロハ、ジャック」

Written By Hannah Zwick

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