夏暑いと雪多い?「除雪機」すでに品薄…お得に手に入れる方法とは?

北海道でも暑い日が続いていますが、早くも"冬の備え"が進んでいます。

今年は例年以上に除雪機の売れ行きが伸びており、ホームセンターではすでに品薄だといいます。

みんテレでは、そんな除雪機をお得に手に入れる方法を調査しました。

ホームセンターでは除雪機が品薄

『ジョイフルエーケー大麻店』では、去年より2ヶ月早く、6月に除雪機コーナーを設置しました

今年は140台を入荷する予定ですが、スタッフの渡辺直樹さんによると、取材した8月25日の時点ですでに110台ほどの予約を受けているとのこと。

残りは30台ほどですが、連日10件以上の問い合わせがあるので、間もなく完売すると見ています。

今年は例年よりも出足が早い

例年であれば、夏の終わりとともに徐々に高まりを見せる除雪機の需要。

なぜ今年はこんなに出足が早いのでしょうか?

その原因は、一昨年から去年にかけての冬の大雪

札幌市北区では記録的な大雪となり、市民生活を直撃しました。

その影響で除雪機を買う人が増え、去年は9月の時点でほぼ完売だったといいます。

渡辺さんは、「去年買えなかった人が多く、今年は早めに準備している人が多い」と話します。

それに追い打ちをかけたのが、ロシアのウクライナ侵攻による世界的な半導体不足

「去年に続いて半導体不足や人手不足で生産台数が少ない」と渡辺さん。

今後の入荷に関しては未定だといいます。

中古除雪機がお得?

すでに品薄状態の除雪機。

どうしても手に入れたいという方は、中古除雪機を検討してみてはいかがでしょう。

『除雪機買取専門店スノートレイル』は、買い取った中古の除雪機を整備し、塗装し直してから販売しています。

8月25日の時点で、こちらにはまだ約50台の在庫がありました

一番安い機種は20万円ほど。

同じ機種の新品より10万円ほど安く、1シーズンの保証付きです。

「新品がなくなってから中古の需要が高まるので、今ここにある除雪機もおそらく年内には売り切れてしまう」と話すのは、スタッフの片桐崇広さん。

しかし、本格的な雪のシーズン中でも常に仕入れているので、在庫がなくなることはないといいます。

新品にこだわらないという方は、選択肢の一つになるかもしれません。

*みんテレ8月28日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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