一連の食事提供停止問題を受けて、広島県教委の平川教育長は県立高校の食事の提供を一刻も早く再開するため、新たな事業者とは「緊急随意契約」で対応するとしました。
■平川教育長
「生徒に直接的に大きな影響を生じている。事前の連絡もなく停止されたことについては誠に遺憾。」
県教委の平川教育長は8日の会見で、県立高校の寮へ食事の提供を停止した「ホーユー」への不信感をあらわにしました。
県教委によると、ホーユーと契約していた三次高校など県立高校6校は6日に契約を解除。
県教委は早期に食事の提供を再開できるよう、高校と連携して事業者の選定などを進めています。そして、高校は2023年度分は「競争入札」ではなく、任意で決定した業者と緊急で契約する「緊急随意契約」を結ぶ方針ですが、いまだ業者は決まっていないとしています。
(1’02)■平川教育長
「受けてくださる業者さんも検討しますということでなかなか難しい状況とにかく一日でも早く温かい食事を弁当ではなく食べてもらえるようにと思っています」
また、県教委は「契約の履行期間中に業務を完了できていない」として、6校で合わせて数百万円の違約金を支払うよう「ホーユー」に求めています。
(2023年9月8日放送)