日体大・水泳部長に処分検討 日本水連、部員の不祥事で

赤色灯

 日本水泳連盟が、日本体育大水泳部の大本洋嗣部長に対し、部員が児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕されるなどの不祥事で、けん責処分を科す方向で検討していることが8日、関係者への取材で分かった。20歳未満の部員の飲酒、喫煙も発覚。部としての活動時間外だが、未然に防げなかったことが日本水連の倫理規定に違反するとして、倫理委員会で処分案をまとめた。

 大本氏は水球男子の日本代表を長く率い、現在は女子日本代表の監督。処分を受け入れるとみられ、近く正式決定する見通し。

 部員がSNSで知り合った女子中学生にわいせつな行為をし、その様子を撮影した疑いで神奈川県警に逮捕された。

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