ことしの夏休み コロナ禍前を上回る観光客が訪れたのは鳥羽水族館(27.6%増)や赤目四十八滝(13%増) 三重の観光地

三重県はことしの夏休み期間の観光客数が518万人あまりだったと発表しました。

これは、去年と比べて約26万人多く、鳥羽水族館など5つの施設では、コロナ前を上回る観光客数となりました。

三重県によりますと7月15日から8月末までの夏休み期間の観光客数は518万2662人で、去年と比べて約26万人多い結果になりました。

花火大会の復活などで、津市の御殿場海岸や熊野市の鬼ヶ城センターなどに多くの観光客が訪れたほか、ラッコの人気が高まっている鳥羽水族館など5つの観光施設では、コロナ前の2019年度を上回る観光客数となりました。

一方で、台風7号が接近したことなどの影響でお盆期間の観光客数が伸び悩んだことから、全体としては2019年度と比べて約91万7000人少ない結果になりました。

三重・一見勝之知事は会見で、「今後はコロナ前から減少傾向にある、首都圏からの観光客数を増やせるように、東京にあるアンテナショップなどから三重県の魅力をPRしていきたい」と話しています。

【コロナ前(2019年度)を上回った観光地】
(1)鳥羽水族館(鳥羽市)22万9744人(27.6%増)
(2)赤目四十八滝(名張市)2万7789人(13%増)
(3)道の駅「熊野・花の窟」(熊野市)2万5977人(13%増)
(4)御殿場海岸(津市)4万3000人(7.2%増)
(5)鬼ヶ城センター(熊野市)4万6102人(6.7%増)

© CBCテレビ