元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)は少なくとも来年1月までトッテナムに残留することとなりそうだ。フランス『RMC Sport』が伝えている。
今夏のトッテナム退団が確実視されてきたロリス。カタール・ワールドカップ(W杯)限りでフランス代表からも退き、契約を2025年6月まで残すなかでも、選手キャリアの引き際を見据えて最後の新天地に向かうと言われてきた。
トッテナムはダニエル・レヴィ会長が功労者でありキャプテンでもある36歳の意志を尊重し、フリーでの退団を許可。しかし、代理人をつけていないロリスは日本代表MF鎌田大地もフリー移籍で獲得したラツィオ、ニース、サウジアラビアクラブなどとの協議に臨み、全て不調に終わった。
イギリス『ガーディアン』によると、今後アンジェ・ポステコグルー監督がスカッドに呼び戻す可能性はないとみられているなか、なかなか決断を下さないロリスに対して首脳陣も不満を抱かずにはいられないとのこと。来年1月に欧州主要リーグの移籍市場が開くまで残留となる可能性が高いようだ。
なお、ロリスはトッテナムでチーム練習に参加することは認められているとのことだ。