プロは絶対にやっている! バンカーからうまく出すための「4つの鉄則」

バンカーショットが苦手な人は、大ダフリになったり、ホームランが出たりとミスが安定せず、その結果、思い切ったスイングができなくなってさらにミスを招くという負の連鎖に陥りがち。この悪循環を防ぐには、ミスをどちらか一方に限定するコツを身につけることが有効ですが、まずは! バンカーショットの基本をしっかりおさらいしましょう。

プロゴルファーはしっかり足を砂に埋めて「ダフれる形」を作っている

バンカーはしっかりダフってボールの手前の砂にヘッドを入れ、ボールの下までヘッドを潜り込ませることが大前提。だからプロゴルファーはしっかり足を砂に埋めて、普段よりも低くなる「ダフれる形」を作るのです。

バンカーの鉄則 1

まずは足をしっかり砂に埋める!

バンカーが苦手な人が忘れがちなのが「足を砂に埋める」ことです。砂の上でも下半身を安定させるとともに、ヘッドをボールの下まで潜らせやすくするためアドレスで足をしっかり砂に埋めましょう。

バンカーの鉄則 2

フェースを開いてボールは少し左寄りにする

フェースを開いてウエッジのバンスを効きやすくし、ボール位置は真ん中よりも左寄りにすることでダフリやすくします。スタンスは極端に開く必要はありませんが、若干オープンにするのがオススメ!

バンカーの鉄則 3

重心を下げてどっしり構える

下半身を安定させ、ヘッドをボールの下まできっちり届かせるために、スタンスを広めにして重心を下げて構えましょう。ただしカカト体重になりすぎて、お尻が下がらないように注意!

バンカーの鉄則 4

フィニッシュまでゆるめずに振り切る

確実にダフらせられる構えを作ったら、振り幅の大きさを怖がってゆるめないようにしっかりスイング。砂を叩くことに気をとられすぎず、フィニッシュまでしっかり振り切ることが大切です。


鈴木大哉
●すずき・だいや/1999年生まれ、埼玉県出身。180㎝、90㎏。日大ゴルフ部出身で、卒業後、昨年9月のプロテストに合格。300ヤードを超える飛距離と小技のテクニックを兼ね備え、新人戦をプレーオフで制して優勝した。フリー

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