移住や交流テーマ 茨城大生が卒業設計展 茨城・水戸

茨城大工学部都市システム工学科の卒業設計展=水戸市泉町

茨城大工学部都市システム工学科の卒業設計展が8日、茨城県水戸市泉町の市民会館で始まった。建築デザインプログラムを受ける学生21人が、移住や多世代交流などをテーマに、パネルや模型を使って創意あふれる施設の構想を提案している。従来は県民文化センターを会場にしてきたが、今回初めて市民会館で開かれた。11日まで。入場無料。

福島県いわき市出身の草野諒さん(21)は、児童の減少が続く地元小学校そばの立地を想定し、農業の移住体験施設を提案。土浦市出身の加藤雄大さん(22)は、土浦亀城公園(同市)の南に整備する想定で、1階に高齢者施設、2階に集合住宅、3階に保育園の機能を備えた複合施設を計画した。

9日午後1時半から講評会、10日午後1時半から学生によるギャラリートークがある。開場時間は午前10時~午後6時(11日は午後1時まで)。

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