初の入賞、トップ5誓う ミスジャパン新潟代表・野村なぎささん(22歳、糸魚川市出身)花角知事を表敬訪問

「Miss Japan2023」に新潟代表として出場する野村なぎささん(左)。花角知事を表敬訪問した

糸魚川市出身で千葉市在住のモデル・野村なぎささん(22)が、28日に東京都のホテル椿山荘東京で実施予定の国内最高峰のミスコンテスト「Miss Japan2023」に新潟代表として出場する。6日、県庁に花角英世知事を表敬訪問。和やかな会談の中で出場に至った経緯などを報告し、県代表では初となる入賞、トップ5入りを誓った。

同大会は地方大会で選ばれたファイナリスト42人が出場。23日から5日間にわたるキャンプ・事前審査を経て、当日にウオーキング、スピーチなどの本審査が行われる。

野村さんは、糸魚川市立大和川小、県立直江津中等教育学校出身。バレーボールの県選抜メンバーに選ばれている。上京し順天堂大スポーツ健康科学部に進学。179センチの長身を生かし、在学中からモデルとしても活動してきた。現在は都内を中心にゴルフウエア・ブランドや化粧品メーカーの広告など、活躍の場を広げている。

初対面で、身長の高さに驚く花角知事に「新潟のご飯がおいしく、食べ過ぎて大きくなっちゃいました」「父親は漁師。生まれた時から魚を食べていたら、こんなに大きくなりました」と笑顔の野村さん。「おいしいお米と魚だね」と、花角知事は目を細めた。

野村さんは一時摂食障害になり、モデル活動を休止していたと話し、「今はその状況を治し再開している。夢を追い続ける、挑戦する姿勢で、新潟代表として頑張っていきたい」と応募理由を説明した。

「すごいね」と感心した花角知事。「その積極性があるから大丈夫。新潟県最初のトップ5、期待します」とエールを送った。

対談では、新潟・糸魚川談議に花が咲いた。「糸魚川はジオパークに認定されているので、自分のSNSを使って発信していこうかなと考えている」と野村さん。花角知事は「ヒスイも県の石になった」と賛同し、PRの役割にも期待を寄せた。

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