チリ主将「失うものない」 W杯初出場で日本と初戦

記者会見するチリ代表のレモイネ監督(右)とシグレン主将=8日、トゥールーズ(共同)

 【トゥールーズ(フランス)共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)1次リーグD組初戦(10日・トゥールーズ)で日本と対戦するチリ代表の選手らが8日、トゥールーズで記者会見し、フランカーのシグレン主将は「失うものは何もない。そういうチームこそ相手にとって脅威だろう」と不敵な笑みを浮かべた。

 W杯初出場で、世界ランキング22位は出場チームの中で最も低い。前評判は高くないが、レモイネ監督は「日本は優勝を目標に掲げているので、勝たなければいけないという重圧があるだろう。それがわれわれに有利に働くかもしれない」と番狂わせを思い描いた。

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