畑岡奈紗「63」で7位に急浮上 渋野日向子はカットライン上で通過

88位から7位にジャンプアップした畑岡奈紗(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 2日目(8日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

ツアー未勝利の32歳、チェン・ペイユン(台湾)が単独首位に浮上して週末を迎える。1打差2位から出て1イーグル、6バーディ「64」で回り、通算14アンダーとして後続に4打差をつけた。

今季初優勝からメジャー「KPMG全米女子プロ」を含む2勝とブレークした世界ランキング2位のイン・ルオニンが、同じ中国のルイシン・リュー、モルガン・メトロー(スイス)とともに10アンダー2位。笹生優花は7バーディ、1ボギーの「66」でプレー。21位スタートから、チャーリー・ハル(イングランド)と並ぶ9アンダー5位に順位を上げた。

笹生優花も好位置で週末に入る(撮影/田辺安啓(JJ))

初日88位と出遅れた畑岡奈紗が、ボギーなしの9バーディでこの日ベストスコアとなるコース記録タイ「63」をマーク。昨年3月「ホンダLPGAタイランド」初日に出して以来の好スコアでミンジー・リー(オーストラリア)らと同じ8アンダー7位までジャンプアップし、上位戦線に加わった。

4バーディ、1ボギーの「69」だった西村優菜は3アンダー36位。リディア・コー(ニュージーランド)、レキシー・トンプソンらと同順位で4試合ぶりの予選通過を決めた。渋野日向子は3バーディ、1ボギーの「70」。1アンダー65位とカットライン上で滑り込んだ。

渋野と同組の勝みなみも「70」だったが、通算イーブンパー81位と1打及ばず3試合連続の予選落ち。西村と同組の野村敏京も「75」をたたき、3オーバー118位で決勝ラウンドに進めなかった。

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