甘楽(男鹿市船越) おいしい菓子、日々模索

赤い看板が特徴の店舗の前に立つ籾山さん

 秋田県男鹿市船越の書店と銀行の間にある、真っ赤な看板が特徴の和菓子工房「甘楽(からく)」。扉を開けると、右手にまんじゅうやどら焼きなどが並んだ陳列棚、左手には接客カウンターがあり、それぞれ数歩で手が届く小さな造りだ。

 店主兼職人の籾山修悦さん(67)=男鹿市=は都内の製菓専門学校の和菓子科を卒業後、新宿の和菓子店で修業した。20代半ばで帰郷し、家業の菓子店で20年以上職人として従事。2012年、50代で独立開業した。

© 株式会社秋田魁新報社