高校野球の第73回沖縄県秋季大会(主催・県高野連、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)が9日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇で開幕した。65校56チームが出場し、約1カ月にわたって熱戦を繰り広げる。
同球場で開会式が行われ、コザの吉田夕槻主将が「世界平和に緊張が走る中でこのように野球ができる喜びと、応援してくれる家族、支えてくれる指導者、ともに戦う仲間に感謝の気持ちを持って、力をすべて出し、27アウトを取るまで全力で戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓した。
初日は同球場と宜野湾市立球場、アグレスタジアム北谷の3会場で1回戦6試合が行われる。日程が順調に進めば、決勝は10月7日、タピックスタジアム名護で行われる予定。
来春の選抜大会出場の参考資料となる九州大会(10月28~11月3日・福岡)への出場権を懸けた争いが繰り広げられる。
県新人中央大会で4強に入ったエナジック、沖縄水産、美里工業、知念がシード校となり、優勝争いはこの4校を軸に展開される見通し。
