中秋節に“満月”550個点灯 長崎・新地中華街 10月3日まで

満月に見立てた黄色いランタンに彩られた中華街=長崎市新地町

 中国の三大節句の一つ「中秋節(29日)」に合わせて8日、長崎市の新地中華街で、満月に見立てた約550個の黄色いランタンに明かりがともった。10月3日までの間、午後5時~10時に点灯する。
 中秋節は、旧暦の8月15日に名月を観賞する伝統行事。長崎新地中華街商店街振興組合が2005年から開き、新型コロナ禍などで取りやめていたが、昨年から点灯のみ実施している。
 今年もイベントは見送ったが、飲食店や土産品店など約30店舗で9月27日から10月1日まで期間限定メニューを用意。同組合の林慎太郎理事長(48)は「観光客の方にも来てもらって、皆さんに喜んでもらえれば」と話した。

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