地域クラブと指導者マッチング 栃木県教育委員会発表

 栃木県教育委員会の阿久澤真理教育長は8日の定例会見で、栃木県内の中学校などで部活動を地域に移行していくための取り組みを発表しました。

 栃木県内の中学校などでは、部活動にかかる教員の負担を減らす取組みとして、地域クラブ活動への移行を進めており、その指導者を募集するにあたり「栃木県部活動指導員・地域クラブ活動指導者バンク」を設置すると発表しました。

 栃木県は「とちぎ部活動移行プラン」に基づき、2025年度までに、全ての公立中学校の休日の部活動を1つ以上「地域クラブ」での活動にすることを目指しています。これまでも部活動に関わりたい人と、外部の指導者を求めている公立学校をマッチングする「栃木県部活動指導員バンク」がありましたが、8日から部活動指導員に加えて地域クラブの指導者も募集するということです。

 会見では他に那須塩原市の那須特別支援学校の寄宿舎の廃止をめぐる問題について廃止の方針を維持すると話しました。

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