中国物価0.1%上昇 8月、プラス転換

北京市内の建設現場にある碧桂園のロゴ=8月17日

 【ニューデリー共同】中国国家統計局は9日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で0.1%上昇したと発表した。7月に2021年2月以来2年5カ月ぶりのマイナスを記録していたが、プラス転換した。

 足元では中国恒大集団や碧桂園などの不動産大手の経営難が深刻で不動産不況が起きており、消費マインドの本格回復は見通せない。

 習近平指導部はデフレを否定。CPIが8月以降は上昇に転じ、年末には1%程度になるとの見通しを示していた。

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