ブルージェイズが接戦制す 菊池5回3安打1失点も10勝目ならず

【ロイヤルズ4-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは1点を勝ち越された直後の7回裏に4点を奪い、逆転に成功。その後1点差まで追い上げられたが、5対4でロイヤルズとの接戦を制し、ワイルドカード3位の座をキープした。ブルージェイズ4番手のチャド・グリーンが2勝目(0敗)を挙げ、6番手のジョーダン・ロマノは33セーブ目を記録。ロイヤルズ4番手のカルロス・ヘルナンデスは10敗目(1勝)を喫した。

3回表にダイロン・ブランコの2号ソロで先制されたブルージェイズは、5回3安打1失点の好投を見せた先発の菊池雄星を援護できず、5回まで無得点。6回裏にボー・ビシェットのタイムリー二塁打でようやく同点に追いついたが、7回表にニック・ロフティンのタイムリー三塁打で勝ち越しを許した。

しかし、7回裏にビシェットのタイムリーで追いつくと、ブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリー二塁打とアーニー・クレメントのタイムリーで3点を勝ち越し。8回表と9回表に1点ずつを返され、1点差となったが、最後はクローザーのロマノが二死1・2塁のピンチでエドワード・オリバレスをセンターフライに打ち取り、5対4で逃げ切った。

菊池は5回88球を投げて被安打3、奪三振8、与四球1、失点1という内容。先制弾を浴びたとはいえ、先発の役割を果たす好投を見せたが、打線の援護に恵まれず、またしても10勝目を挙げることはできなかった。これで6試合連続白星なし。今季の防御率は3.63から3.57へ向上している。

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