アルゼンチン代表は8日に行われたエクアドルとのW杯南米予選初戦に1-0で勝利した。
後半33分に決勝ゴールを決めたリオネル・メッシ。その鮮やかなフリーキックがこちら!(動画6分45秒から)
ギュインと曲げたシュートにGKは動けず。
試合後、メッシは相手GKエルナン・ガリンデスとユニフォームを交換していた。
昨年9月の日本代表戦にも出場したガリンデスは、メッシと同じ1987年生まれの36歳。しかも、2人は同じロサリオ生まれの幼馴染なのだ。
アルゼンチン生まれのガリンデスだが、2019年にエクアドル国籍を取得し、その後、代表デビューしている(アルゼンチン代表経験はなし)。
『ESPN』によれば、ガリンデスはこんな話をしていたそう。
「自分が人生で初めてゴールを奪われたのはメッシなんだ。
僕らはロサリオで幼馴染だった。同じ年だから、何度も対戦したよ。
チャンピオンにはトロフィーの代わりに自転車10台が贈られた。ロサリオでは芝生で7vs7で闘う。
自分はGKでプレーし、決勝戦で彼らを倒したんだ。あの怪物と対戦したことを証明するDVDを持っているよ。
メッシは模範だ。人々が何度もこう言うのを聞いてきた。メッシは努力せず、バルセロナで全てを勝ちとり、億万長者になったと。
だが、メッシは、自分がサッカー選手になれるかを見定めるために、12歳の時に人生、友人、学校を捨て去らなければいけなかった(13歳でスペインに移住)。それが彼がしなければいけなかった努力だ。
自分がロサリオ・セントラルでデビューした時は半年後に降格した。ロサリオはサッカーが盛んなので、大変だった。脅されて、サッカーをやめようと思ったことさえある。
エクアドルは自分に再びプレーするチャンスをくれた。2012年にウニベルシダ・カトリカ(エクアドル)に加入して自分は生まれ変わったんだ」
当初はMFだったガリンデスは、GKに転向したトーナメントで初めてメッシ相手に失点したとか。
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幼馴染だったメッシに対する批判には思うところもあるようだ。