ツイッギー 労働者階級初のモデルと自認 上級階級者が独占していたモデル界に風穴

一世を風靡したモデルのツイッギー(73)は、自身を初の労働者階級モデルと位置付けているという。弱冠16歳で脚光を浴び、1960年代に文化アイコン的存在の1人となった本名レズリー・ローソンのツイッギー、当時は自分のように普通の学校や家庭からモデルになる人は皆無だったという。

ツイッギー以前は上流階級の女性がモデル界を独占しており、英国テレビ番組『ロレイン』でツイッギーは「私は多分初のワーキングクラスのモデルだった。ほとんどのモデルが学校を出て、花嫁学校に行き、そこを出てからモデルの道に進んでいた。私はと言えば、グラマースクールに居ながらそれをして楽しんでいた。そしたら、誰かが私を見て、髪を切って、それっきりってこと!」と語った。

ティーンの時から有名人として過ごしてきたツイッギー、自身のミュージカル『クローズ・アップ:ザ・ツイッギー・ミュージカル』が今年9月からロンドンの劇場メニエール・チョコレート・ファクトリーで開演予定となっている。

一方、若さを保つ秘訣について今回ツイッギーはこう語っていた。「1960年代後半に映画監督のケン・ラッセルに出会った。『ボーイフレンド』に私を出演させて、本当に先駆者だった。そこから私はブロードウェイに出演して、怖かったけど素晴らしい景観だった」「(美容整形については)皆気を付けて欲しいと思う。でも全ての女性がしたいことをする権利がある。個人的には好きじゃないの。私は幸せで、自分の人生が大好きだし、それって顔に現れるものだから。劇の他にも、私はポッドキャスト『ティー・ウィズ・ツイッギー』をやっているんだけど、自分と仲間たちが外に出かけておしゃべりしている感じの番組にしたいって思っているわ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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