東名阪事故で4人を書類送検へ 三重・亀山、5台絡み8人死傷

 三重県亀山市の東名阪自動車道で3月、大型トラックなど計5台が絡み、3人が死亡するなどした事故で、県警が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの容疑で4台の運転手4人を近く書類送検する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。うち1人は容疑者死亡のまま書類送検する。

 事故は3月27日未明に発生。上り線で中型トラックが軽ワンボックス車に追突し、そこに後続の大型トラックが突っ込んだ。大型トラックは中央分離帯へ接触し、積み荷のペットボトル11トンが下り線に散乱。これに乗り上げるなどし、下り線で軽乗用車に乗用車が追突した。

© 一般社団法人共同通信社