世界各国、モロッコへ弔意と連帯 地震被災、相次ぐ支援の申し出

9日、地震で損壊した建物の前で作業する人ら=モロッコ・マラケシュ(ロイター=共同)

 【エルサレム、ニューデリー共同】多数の犠牲者が出たモロッコ中部の地震で、世界各国の首脳らは9日、モロッコへの弔意や連帯を表明、支援を申し出た。

 岸田文雄首相やバイデン米大統領らも参加してインドの首都ニューデリーで9日開幕した20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、モディ首相が冒頭演説で「モロッコでの地震で被災した人々に心からのお見舞いを申し上げたい」と表明した。支援の用意があるとも述べた。

 2月の大規模地震で5万人以上が犠牲となったトルコのエルドアン大統領はX(旧ツイッター)で哀悼の意を表明し「モロッコの同胞をあらゆる手段で支援する」と強調した。

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