Perfume初の大規模衣装展、兵庫・神戸で開幕 開館前から200人超行列、一番乗りは東京の男性「やっぱりアートだ」

Perfumeの歴代のステージ衣装が並び、多くの来館者でにぎわう展示室=9日午前、神戸市中央区脇浜海岸通1(撮影・長嶺麻子)

 女性3人組ユニット「Perfume(パフューム)」の初めての大規模衣装展「Perfume COSTUME MUSEUM(コスチューム・ミュージアム)」(神戸新聞社など主催)が9日、神戸市中央区の兵庫県立美術館で開幕した。首都圏や北海道など全国のファンらが駆けつけ、珠玉の衣装に見入った。

 本展は2005年のメジャーデビュー以降、ライブなどでまとった約180着をケースに入れず間近で見せる。初公開の型紙やデザイン画も示し、独創的な作品が生まれた過程に迫る。

 午前10時の開館前からメンバーに扮してコスプレしたファンも現れ、200人以上の行列ができた。10年以上前から応援する東京都国分寺市の男性会社役員(52)は同5時半ごろに一番乗り。鑑賞後は「さまざまな角度から、細部まで作り込まれた衣装をじっくり見られて幸せ。一着一着からオーラが出ている。やっぱりアートだ」と声を弾ませた。

 11月26日まで。月曜休館(9月18日と10月9日は開館し、翌日休館)。一般1800円など。同美術館TEL078.262.1011 (小林伸哉)

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