アイカ工業<4206>、フェノール樹脂製造のタイ「クエン・ボン・テクノロジー」を子会社化

アイカ工業はタイの海外化成品事業統括会社を通じて、フェノール樹脂を製造する現地企業クエン・ボン・テクノロジー(プラーチーンブリー県。売上高1億2000万円、純資産4億5000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。アイカグループにおけるフェノール樹脂の製造能力が限界に近づき、設備増強が必要となっていた。クエン・ボン・テクノロジーは2017年にフェノール樹脂事業に参入した新興企業。取得価額は非公表。取得予定日は2023年10月31日。

クエン・ボン・テクノロジーを子会社化するのはアイカ工業の海外化成品事業統括会社アイカ・アジア・パシフィック・ホールディング(AAPH)傘下のアイカタイケミカル(ATC)。ATCは2018年にAAPHの子会社となった接着剤・可塑剤製造販売会社。

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