仏キャンプ地で愛媛ブリ売り込み ラグビーW杯、青森ホタテも

試食会で、愛媛のブリを振る舞う関係者ら=9日、フランス・トゥールーズ(共同)

 【トゥールーズ共同】ラグビーW杯フランス大会の日本代表のベースキャンプ地、フランス南西部トゥールーズで8、9両日、日本の食品をPRする試食会があり、9日は愛媛県のブリの刺し身が振る舞われた。

 欧州ではすしが人気だが、海鮮ネタはサーモンとマグロが主流。試食会に参加したイヨスイ(愛媛県宇和島市)の荻原達也社長は「ブリはこれまで紹介不足だった。まずは食べてもらいたい。日本食だけでなくフランス料理にも使ってほしい」とアピールした。

 試食会では青森県のホタテのソテーや静岡県のクラウンメロン、群馬県の上州和牛を使った牛丼なども振る舞われ、多くの訪問者でにぎわった。

トゥールーズで大勢の人たちに迎えられるラグビー日本代表(右下)=3日(共同)

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