東京女子プロレスが9月9日、広島産業会館西展示館第2展示場にて初の広島大会「TJPW CITY CIRCUIT ’23～広島初進撃～」を開催。メインイベントでは10・9たま未来メッセでのプリンセスタッグ王座決定戦の進出チーム1組を決める予選がおこなわれた。
※広島のファンにタッグ王者として帰ってくると宣言
今大会で名を連ねたのは中島翔子＆ハイパーミサヲの“享楽共鳴”、乃蒼ヒカリ＆角田奈穂の“ふりーWiFi”、そしてらく＆原宿ぽむの“らくぽむ”というプリンセスタッグ王座未戴冠の3チーム。
※連係も光ったふりーWiFi
試合はノータッチルールということもあり攻守の入れ替わりが激しいスリリングな攻防が見られた。“らくぽむ”の「らららぽっぽ～♪♪」（クロスアーム式のダブル・フェイスクラッシャー）が角田に決まり、ふりーWiFiも関節技の二重奏、享楽共鳴は中島のトペ・スイシーダとミサヲのニーアタックの連続発射と各タッグがチームワークを存分に披露。それでも最後はヒカリがミサヲを分断し、角田も中島の619を察知すると足をキャッチ。そのまま強引に紫電改へと持ち込み、接戦をモノにした。
※試合を決めた角田の紫電改
あと一歩、タイトルに届かない“無冠の女王”角田は「この空位になったところをものにしにいかなきゃって気持ちで、ここを落としたら絶対にダメだぞってすごい自分を追い込んでたからよかった」と心境を吐露。ヒカリも「東京女子もどんどん人数が増えてきてて、チャンスがめぐってくる時はホントに前よりも少なくて。こういうチャンスをものにしてくれる相方さんがすごく頼もしい」と笑顔を見せる。
対戦相手は明日の京都大会の第2予選で決定するが、角田は「ここは絶対にものにして、ふりーWiFiのカラーにしていきたいと思います」と悲願のタッグ王座初戴冠へ並々ならぬ気合いを見せた。
【大会名】TJPW CITY CIRCUIT ’23～広島初進撃～
【日時】2023年9月9日
【会場】広島・広島産業会館西展示館第2展示場
【観衆】223人
▼第一試合 15分一本勝負
○愛野ユキ vs HIMAWARI●
8分14秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT
▼第二試合 15分一本勝負
○桐生真弥 vs 鳥喰かや●
7分9秒 片エビ固め
※スパインバスター
▼第三試合 15分一本勝負
○上福ゆき vs 凍雅●
7分24秒 片エビ固め
※フェイマサー
▼第四試合 20分一本勝負
瑞希＆上原わかな＆●鈴木志乃 vs 荒井優希○＆鈴芽＆遠藤有栖
10分57秒 サソリ固め
▼セミファイナル 20分一本勝負
辰巳リカ＆○渡辺未詩 vs 山下実優＆宮本もか●
13分34秒 片エビ固め
※白昼夢エタニティ
▼メインイベント プリンセスタッグ王座決定戦・第1予選～3WAYタッグマッチ 時間無制限一本勝負
●中島翔子＆ハイパーミサヲ vs 乃蒼ヒカリ＆角田奈穂○ vs らく＆原宿ぽむ
12分28秒 片エビ固め
※紫電改
〈写真提供：東京女子プロレス〉
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