「バスケW杯特番」生放送の舞台裏を最速リポート! スタジオは比江島慎の“あのポーズ”で大盛り上がり!! 今夜、決勝戦・ドイツ×セルビアがOA

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の5戦の内、3勝し、48年ぶりに自力でのオリンピック出場権を獲得した日本代表チーム“AKATSUKI JAPAN”。その熱狂の日から約1週間後の9月8日、日本テレビ系で「『バスケットボールW杯特番』~歴史を変えた男たち 緊急生出演SP~」が放送された。日本代表からは比江島慎選手、富樫勇樹選手、渡邊雄太選手、馬場雄大選手、吉井裕鷹選手、河村勇輝選手、そしてトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)が出演。ここでは、笑顔の絶えなかった日本代表メンバーの番組での様子を届ける。

番組では、“歴史を変えた男たち”として、日本代表メンバーを1人ずつVTRで紹介。キャプテンとしてチームをまとめた富樫選手の得意技として「相手の動きの癖を見抜く」と紹介されると、後ろに座っていた吉井選手が「そんな技ありましたっけ…?」と小さくツッコミを入れる場面も。

ポイントガード・河村選手は、今大会で大活躍。常に冷静に自分のプレーを見つめ努力する河村選手の成長を、ホーバスHCが称えた。そんな河村選手は、番組のCM中に、吉井選手と仲良く談笑。

ベネズエラ代表戦での大逆転の立役者ともいえる、チーム最年長・比江島選手は、3ポイントシュートで見せた3本指の決めポーズがVTRで流れると、「正面(からの映像)はやめて(笑)」と苦笑。そんな比江島選手の様子に、スタジオの選手たちは大喜び。名作漫画「スラムダンク」に登場する3ポイントシュートの名手・三井寿に例えられ、大いに照れる比江島選手を、みんなが笑顔でからかう場面も。

また、要所要所でダンクや3ポイントシュートを決めたベテラン・馬場選手は、妻で女優の森カンナとのなれそめが伝えられると、「懐かしい…」と思い出し笑い。

強固なディフェンスで日本のゴール下を守った“守備職人”吉井選手。フィンランド代表戦でシュートをたたき落とした後のアグレッシブな“にらみ”を見せていた吉井選手の映像に、選手たちも拍手。吉井選手は「会場を盛り上げるために狙ってやった」と告白した。

日本男子バスケの歴史を変えた熱い指導者・ホーバスHCは、試合中のタイムアウトで、河村選手へ向けて厳しく「(それは)言い訳!」と檄(げき)を飛ばしていたが、選手への愛ある言葉に、当の河村選手は「怒られちゃったんです」とリアクション。渡邊選手からは「ホーバスHCの指導は分かりやすい」との言葉も。

その後、勝利した日本代表選手たちがロッカールームでホーバスHCを囲み、頭をペタペタと触る手荒な祝福をするシーンを見て、「(ホーバスHCの頭は)神聖な(場所ですから)(笑)」と吉井選手。河村選手も「僕もひょっとしたら(ペタペタしたかも)」と言うと、ホーバスHCは「目の前にいたよね」と笑顔になった。

渡邊選手は、日本代表引退を懸け、退路を断って本大会に挑んだ。試合中だけでなく練習の時間からチームを盛り上げて引っ張ったエースは、パリ五輪への出場権獲得のシーンで涙ぐんだ。しかし、心はすでに1年後。スタジオでも「パリ、行くぞ!」と決意を新たにした。

紙吹雪が舞う中、番組最後は、渡邊選手の提案で“比江島ポーズ”で締めくくった。

8月25日に開幕し、日本中を熱狂させた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は、いよいよ本日9月10日に決勝戦を迎える。日本代表が予選1次ラウンドで戦ったドイツ代表と、セルビア代表の一戦が行われる。

決勝の舞台・フィリピンから、今回の特番にも中継で登場したバスケットボールW杯レジェンドキャスター・田臥勇太選手が注目する選手は、セルビア代表のエース、ボヤン・ボグダノビッチ選手。スペシャルゲストとして、日本代表から比江島選手、馬場選手の出演も決定した。今夜午後9:30からの日本テレビ系での生中継で、世紀の頂上決戦を見届けたい。

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