汗をかくって気持ちいい!潮風も受け柳都の景観を歩いて楽しむ 新潟市中央区で「にいがた湊まちウオーク」

軽快に歩く「にいがた湊まちウオーク」の参加者=9月9日、新潟市中央区

 新潟市の景観や名所を楽しみながら、健康的に汗をかく「にいがた湊まちウオーク」が9月9日、新潟市中央区で開かれた。汗ばむ陽気の中、新潟県内外の幼児から80代までの参加者約550人が柳都を元気よく歩いた。

 新潟県ウオーキング協会、新潟日報社などが主催。9月10日に新潟日報メディアシップで開かれる「にいがた健活フェス」とも連携した企画で、新潟日報メディアシップを発着点に23キロ、10キロ、6キロの3コースを設けた。メディアシップ内には、障害物を並べて作った、災害を想定した道を歩く体験コーナーも用意した。

 10キロコースの参加者は準備体操後、午前10時にスタート。手にしたタオルで汗を拭きつつ柳都大橋を渡り、新潟市歴史博物館みなとぴあ、旧斎藤家別邸などの観光スポットを巡った。

 千葉県から参加した男性(88)は10キロを完歩。「暑いのがこたえたが、護国神社や古町の町並みが良かった」と笑顔を見せた。親子で参加した新潟市秋葉区の小学5年生の男児(10)は「橋や川がきれいで、すごく疲れたけれど楽しくできた」と声を弾ませた。

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