松江城、金色に輝く　「世界小児がん啓発月間」アピール

　9月の「世界小児がん啓発月間」に合わせ、松江市の松江城など島根県内5カ所で9日夜、啓発カラーの金色に染めるライトアップがあった。夜の街並みに黄金の国宝が浮かび上がると、市民らは足を止めて見入っていた。

　小児がんに対する理解促進や、患者と家族、医療従事者への支援を目的に、世界各国で地域を代表する建物などを、小児がん支援を象徴する金色にライトアップする取り組みの一環。日本では60カ所以上で実施され、同県内では島根大医学部付属病院小児科が県などと協力して各施設に賛同を呼びかけた。