オリオールズ7連勝 藤浪が打者5人パーフェクト 吉田は3安打

【オリオールズ13-12レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ア・リーグ最高勝率のオリオールズは、レッドソックス打線に23安打を浴びながらも点の取り合いを制し、13対12で勝利。連勝を7に伸ばし、明日の最終戦を残して敵地でのレッドソックス3連戦の勝ち越しを決めた。オリオールズ3番手の藤浪晋太郎は打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフで7勝目(8敗、防御率7.15)をマーク。レッドソックス先発のクリス・セールは4敗目(6勝)を喫した。

初回にジャスティン・ターナーの23号2ランで先制されたオリオールズは、2回表に1点を返すと、3回表にはアンソニー・サンタンデールのタイムリー二塁打とアーロン・ヒックスの8号3ランで4点を奪い、逆転に成功。4回表にはジェームス・マッキャンが5号2ランを放ち、リードを5点に広げた。

4回裏に4点を返され、1点差となったが、6回表にジョーダン・ウエストバーグの3号ソロ、マッキャンの6号ソロと二者連続アーチで突き放し、7回表にはガナー・ヘンダーソンの24号3ランで6点差に。7回裏に3点を返されたが、9回表にラモン・ウリアスのタイムリーで13点目を奪い、9回裏にクローザーのジェンニエル・カノーが3点を失ったものの、13対12で逃げ切った。

オリオールズはこれで7連勝となり、今季90勝に到達。一方、レッドソックスは23安打を放ちながらも敗れ、9イニングの試合で23安打以上を記録して負けたのは1930年6月3日(現地時間)のフィリーズ以来93年ぶりとなった。

オリオールズの藤浪は5回裏一死1・2塁のピンチで登板し、重盗を決められたものの、打者2人を抑えて無失点。6回裏は三者凡退に抑え、1回2/3をパーフェクトに封じる好リリーフで7勝目を手にした。

レッドソックスの吉田正尚は「5番・左翼」でスタメン出場し、シングルヒット3本で6打数3安打。今季12度目の1試合3安打をマークし、今季の打撃成績は打率.293、出塁率.345、OPS.803となっている。

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