日本に1-4で惨敗のドイツ現地紙、ギュンドアンやハヴァーツらスタメン8人を酷評 「ジューレとシュロッターベックが最弱」

日本代表は9日に敵地で行われたドイツ戦に4-1で勝利した。

前半11分に伊東純也のゴール先制した後、8分後に同点に追いつかれるも、上田綺世の得点で勝ち越し。

終盤には途中出場の久保建英のアシストから浅野拓磨と田中碧がゴールを奪って、試合を終わらせた。

現地でプレーを評価されていたドイツ選手は、GKマルク=アンドレ・テアシュテーゲンとFWルロイ・サネくらい。

『Sportschau』では、ニクラス・ジューレとニコ・シュロッターベックが最弱だったとして、選手たちに厳しい寸評を与えていた。

ジューレ:機敏な日本選手相手のデュエルで時に無様だった。ファウルなしでカウンターを阻止するにはスピードがなさすぎてイエローカードを貰い、47分のチャンスではヘディングを惨めに外した。その後は守備で相手に寄せられず、4失点目は最悪だった。

アントニオ・リュディガー:最初の失点は不運だったが、その後もデュエルで主導権やキレを欠く弱いパフォーマンスで、ビルドアップでも弱点が目立った。

シュロッターベック:先制点の奪われる前の守備ではユース選手のように裏をつかれた。その後も彼の左サイドは完全な弱点となっており、64分で交代。

イルカイ・ギュンドアン:ドイツ年間最優秀選手であり、マンチェスター・シティでCL優勝を果たし、現在はバルセロナでトップパフォーマンスを見せる彼は、ドイツ代表のユニフォームを着た途端にどこに行ってしまうのか。それは謎のままだ。キャプテンマークを巻いた日本戦でも同調者にすぎなかった。

エムレ・ジャン:守備を固めてくれると思っていたが、何度も攻撃に晒された。日本のスピードの完全に圧倒されたほか、攻撃では何もできず。

フロリアン・ヴィッツ:当初はサネとうまく連携したが、チャンスでミス。彼のスキルからすれば、頻繁に消えてしまうのではなく、もっと試合に関与するべき。後半は完全に消えていた。

セルジュ・ニャブリ:左SBのシュロッターベックが守備に大きな問題を抱えていたのは、左WGのニャブリとの連携の悪さも原因だった。前半の彼は完全に失敗だった。

カイ・ハヴァーツ:負傷したニクラス・フュルクルクに代わり、またセンターフォワードで起用されたが、彼はそれが得意ではない。ミスや得点の脅威に欠けるなど非常に脆弱なパフォーマンス。試合前の会見では非常に元気だったが、ランニングやデュエルでの存在感も全くなかった。

スタメン11人で酷評を免れたのは、テアシュテーゲンとヨシュア・キミッヒとサネのみ。

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交代選手については「投入されるのが嬉しい試合ではなかった」としつつ、「ロビン・ゴーセンスはクラブでは好調ながら、日本戦では集中力と規律を欠いたプレーで失点に絡む恐ろしいパフォーマンスだった」と斬り捨てていた。

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