昨年11月に改装オープンした岡山城(岡山市北区丸の内)の見どころや楽しみ方をまとめた動画が公開されている。案内役の3人の忍者がユーモラスな動きを交えて魅力を伝える。
天守閣の随所にちりばめられた歴史学者・磯田道史さん=岡山市出身=の独自の解説文「磯田's Eye」▽岡山ゆかりの武将にスポットを当てた迫力満点の「戦国合戦シアター」▽刀や火縄銃の体験展示―などを4分47秒でコンパクトに紹介する。天守閣の夜間「一棟貸し」や、工芸体験を楽しめる備前焼工房もアピールする。
忍者は城の異名「金烏城(きんうじょう)」にちなんで金、黒の衣装をまとう。築城した戦国武将・宇喜多秀家の肖像にひれ伏したり、興奮のあまりアーバンスポーツの一つ・ブレイキン(ブレイクダンス)を披露したりして笑いを誘う。
岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくるおかやま城下町物語実行委員会が制作。「見る人を引き付ける構成を心がけ、魅力を簡潔にぎゅっと詰め込んだ」としている。
投稿サイト・ユーチューブの同協会公式チャンネルで視聴できる。