【高校野球 秋季神奈川県大会】東海大相模がコールド発進 先発塚本、エースの自覚十分 プレッシャーで序盤は緊張

好投した東海大相模の先発塚本=サーティーフォー相模原(花輪 久写す)

◆東海大相模7-0金沢(7回コールド)

 東海大相模は、原俊介監督(46)が「難しい」と話した県大会初戦。「オープン戦も含めて一番安定感があった」という背番号1の右腕塚本を先発に送る盤石の体制で臨んだ。

 塚本は初回、内野安打を打たれた先頭打者をけん制で刺すも2番打者には中前打を許す。死球も与えて三塁まで走者を進められた。だがそこから落ち着きを取り戻し、右飛、二ゴロで回を終えると、二回から五回までは3者凡退。原監督は「初回だけ落ち着かなかったが、点は取られなかった。慌てずに攻撃に移れた」と評価した。

 塚本は「できはまあまあ」。夏の大会も経験したが、「相模の背番号1」はやはり特別。「エースというプレッシャーがあって立ち上がりは緊張した」と正直に試合を振り返った。

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