フィンランドとの首位攻防戦を制したデンマークがグループH首位に浮上!【ユーロ2024予選】

[写真:Getty Images]

デンマーク代表は10日、ユーロ2024予選グループH第6節でフィンランド代表と対戦し1-0で勝利した。

3日前に行われたサンマリノ代表戦を4-0で圧勝したグループ2位のデンマーク(勝ち点10)は、その試合から先発を3人変更。イェンセンやケアー、ストリガー・ラーセンに代えてノアゴーア、アンドレアス・クリステンセン、ラスムス・クリステンセンを先発で起用した。

4連勝で首位に立つフィンランド(勝ち点12)対し、デンマークは15分にドリブルでバイタルエリア右まで持ち上がったリンドストロームが強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたが、これは相手GKの好守に防がれた。

その後はポゼッションで上回るデンマークがやや優位に試合を進めたが、4試合連続無失点のフィンランド守備陣を崩すには至らず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、デンマークはリンドストロームを下げてホイルンドを投入。すると50分、ボックス左手前で獲得したFKからエリクセンが直接ゴールを狙ったが、ゴール右を捉えたボールはGKフラデツキーが左手一本で弾き出した。

後半もポゼッションでフィンランドを圧倒するデンマークは、何度もアタッキングサードまで運ぶが、ボックス内を固める守備陣を崩せず、決定機まで至らない状況が続く。

終盤に差し掛かっても拮抗した展開が続いたが、デンマークは86分にスコアを動かす。右サイドのメーレが供給した横パスをバイタルエリア中央で受けたホイビュアが右足一閃。相手DFの間を抜けたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。

結局、これが決勝点となり、デンマークが1-0で勝利。フィンランドの堅守に苦しみながらも、首位攻防戦でしっかりと勝ち点3を獲得したデンマークが首位に浮上している。

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