遠藤航、ドイツ撃破に貢献もクロップ監督は心中複雑!?リヴァプール紙が伝える

日本代表は9日に敵地で行われたドイツ戦に4-1で勝利した。

この夏にリヴァプールに移籍した遠藤航もドイツの地で躍動を見せ、歴史的勝利に貢献している。

今回の活躍はリヴァプールでの立場にも影響を与えるかもしれないようだ。

『Liverpool Echo』は、「日本がドイツに屈辱を与えた後、遠藤はリヴァプールのユルゲン・クロップ監督にメッセージを送った。新生リヴァプールのなかで例外的な存在だった遠藤は意気揚々とチームに戻ってくる」と伝えた。

「(30歳の遠藤を獲得したことはモイセス・カイセドの獲得が失敗したことによるパニックバイだと揶揄されたが)

もし遠藤が移籍期間の早い時期にリヴァプールと契約していたら、控えめな移籍金と代表キャプテンとして頼もしい援護射撃をしてくれるというプロフィールがもっと好意的に受け止められたはずだ。

彼が移籍してくる前は多くのリヴァプールがその才能を知らなかったとしても、ブンデスリーガを見慣れたファンの多くはその価値を認めていた。

移籍が決定した際、クロップは遠藤を獲得した慧眼ぶりを祝福するメッセージをいくつも受け取った。そこにはW杯優勝経験者も含まれていた」

「遠藤の年齢は他の新加入選手たちと対照的かもしれないが、その特殊なスキルセットも大きく事なる。

マカリステル、ソボスライ、フラーフェンベルフたちが攻撃面を提供するのに対し、遠藤は守備本能の鋭さを買われたのだ。

レッズのボスは、遠藤がハードワークと粘り強さに満ちた中盤のプレーでドイツを寄せ付けなかった様を強い関心を持って見ていたに違いない。

誇り高きドイツ人としては、遠藤の輝きを目の当たりにしたクロップ監督の心中は複雑だろうが、(リヴァプールの)中盤を噛み合わせることに本格的に取り組む機会を得たことに喜んでいるはずだ」

ドイツ人であるクロップ監督は遠藤の活躍に複雑な思いがあったかもしれないが、リヴァプールの中盤という意味ではポジティブなものになるとのこと。

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