ヤンキースの有望株ドミンゲス 右肘の内側側副靭帯断裂で手術へ

日本時間9月11日、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は有望株ジェイソン・ドミンゲスが右肘の内側側副靭帯を断裂していることを明らかにした。ドミンゲスは今日のブリュワーズ戦にスタメン出場する予定だったが、「右肘の炎症」により急遽スタメン出場を回避。検査の結果、内側側副靭帯の断裂が判明した。なお、ブーン監督によると、現時点では手術のスケジュールは決まっていないという。野手が内側側副靭帯の修復手術を受けた場合、戦列復帰には平均9~10ヶ月を要する。

「火星人」の異名を持つドミンゲスは、ヤンキース入団時から大きな注目を集め、日本時間9月2日に20歳でメジャーデビュー。ここまで8試合に出場して打率.258、4本塁打、7打点、1盗塁、OPS.980と前評判に違わない活躍を見せていた。

MLB公式サイトでプロスペクト(若手有望株)の情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」が発表しているプロスペクト・ランキングでは球団2位(メジャー全体74位)にランクイン。将来的には走攻守の三拍子を兼ね備えた、スケールの大きな選手に成長することを期待されている。

トミー・ジョン手術を受けることになった場合、ブライス・ハーパー(フィリーズ)のように約5ヶ月で復帰できた例もあるため、来季の開幕に間に合う可能性もあるが、まだ20歳の有望株ということもあり、ヤンキースは慎重に扱うとみられる。よって、来季は最初の数ヶ月を欠場することになるかもしれない。

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