【レビュー】重さを分散、ポケット不足問題も解決するワンショルダー『ヘルシーバックバッグ』使用レポート!

背中に寄りそって荷物の重さを分散してくれて人気の機能性バッグ 『HEALTHY BACK BAG(ヘルシーバックバッグ)』 に2023年秋冬の新作が登場。実際の使用感をレポートしてみたい。

背中にくっついてくるから軽く感じる、『HEALTHY BACK BAG(ヘルシーバックバッグ)』の仕組みとは?

背中に背負った荷物が重いのは、バッグがからだから離れがちだからかもしれない。なぜなら重さは、ショルダー部分などからだに触れている部分で感じやすいため、重さが集中すれば負荷が強くかかり、重たく感じてしまうのだ。

いわゆるオンブで言えば、暴れん坊の子どもよりも甘えん坊でくっついてくる子どもの方が軽く感じる現象だ。

斜め掛けすることで、重量がより分散する

そんな、バッグが重く感じる問題を解決してくれるのが、 クロンティップ『HEALTHY BACK BAG(ヘルシーバックバッグ)2023 AW NEW COLLECTION プリント Sサイズ トワイライト』(44.5×23×14,5cm/約335g・税込12,650円・2023年8月1日発売) である。数ある新作の中から、トワイライトを使ってみた。

不思議なしずく型をしているのは、発案者が背中と腰に優しいバッグをつくるため、医師などに相談した結果なのだとか。背中に寄りそうことで重さを分散して背中全体で支え、軽く感じるという原理である。

実際に持ち物を減らしたわけではないのに、「ラク」な使用感を得られるのが不思議。

【1ヶ月使ってみての使用感】『HEALTHY BACK BAG(ヘルシーバックバッグ)』実際に使ってわかった多ポケットの便利さ! スマホもハンカチも取り出しやすい

さらに実際に使ったところ、さらなる筆者にとっての魅力を実感。昨今の服に多いノーポケットデザインを、不便に感じている人も多いのでは? しかし買うときにポケットの有無を確認していても、仕方なくノーポッケ服を買ってしまうこともある。

アウターポケットは4個、インナーポケットは8個付き。ペンスロットやキーフックもある

汗っかきとしては、夏場にハンカチ入れ場がないのは死活問題だし、スマホが出し入れしにくいのも困る。

最初は記事を書くため少しの間使うつもりが、1ヶ月経った今でも使い続けている。『トワイライト』の表地はリサイクルポリエステルを使用しているが、安っぽさは感じない。何より軽いのがうれしい。滑り止めもしっかり。ショルダーバッグでもリュックサックでもない、このフォルムはバランスが絶妙で、使い心地がクセになる。

メインジッパーがいつも自分側にあることで、横に傾けて取り出しやすく、財布などの貴重品の出し入れ時も安心感がある。

たくさんあるポケットの使い方として、筆者の場合、財布はメインジッパーに入れている。普段はキャッシュレス決済なので、そこまで頻繁に財布を出し入れすることはないからだ。ただ、クレジットカードしか使えない場合や、クーポン券を取り出す際には手探りでもすぐに見つかる。なお、ポケットに整理収納することで、重さを分散しているというのも納得。

ファスナーでもボタンでもなく、ステルス・マグネットというのもポイント

ポケットの表側にも裏側にも、内側にマグネットが付いていて、ポケットに蓋ができる。スマホは表側のポケットが筆者の定位置。海外旅行時には、裏側の外ポケットも大いに活用できるはず。脇のポケットには、折りたたみ傘や水筒ミニボトル(0.3L)が入れられた。

そこまで汚れやすいという実感はないが、水洗いは不可なので、汚れたら水を含ませた柔らかい布で拭こう。

【思わぬメリット】『HEALTHY BACK BAG(ヘルシーバックバッグ)』は人にぶつかりにくい!

からだに寄りそっている分、すれ違う人と荷物がぶつかる確率が激減したのは、思わぬメリットだった。しずく型形状は他人にもやさしい作りだったのだ。ちょっとしたことだがココロが快適だ。

肩掛けや斜めがけを左右どちらでも持てる4way仕様で、どんな持ち方をしてもメインジッパーは背中に面するため、防犯上も安全だ

また、ネイビーカラーの別売製品『マイクロファイバー スモールバッグレット ネイビー』(税込4,070円)は、フックで簡単に本体に取り付けが可能で、バッグインバッグとしても使えるほか、ご近所なら充分の重宝サイズだ。

バックレットのお手入れも、水洗いは不可なので、汚れたら水を含ませた布で拭こう

入手は、「Travel Pro-Shop TOKYO有楽町店」など全国の正規取扱店や、日本公式ストアなどで可能だ。

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