10日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ジャニーズ性加害問題の第三者的な考えを持つ人の選定が難しいと語った。
番組では、「ニュースサンジャポ+PLUS」のコーナーで7日に記者会見を行った、ジャニーズ事務所の性加害問題について扱った。
この件に関して太田は「この問題、誰が裁くのかっていうと、今はマスコミベースで進んじゃってるけど、じゃあこの問題の第三者誰なんだろうって」と今回の問題がどの程度の規模だったのか客観的に判断できる人の選び方について話した。
通常ならば、刑事罰に相当する性加害であれば、刑事訴訟で司法に委ねるのが常だが、太田は「やっぱり刑事訴訟、するかしないかわからないとは言ってるけどやっぱり司法が入らないと客観的に裁ける場所がないような気がするんですよね。だけど当事者の人たちは『戦いたい訳じゃないんだ、それも辛いし』って言うことですよね」と今回は性加害を訴えている人たちの精神的な問題で難しいことが多いと語った。
さらに太田は「そうすると彼らに刑事訴訟を強要する訳にもいかないし、そうするとこの問題は、どこをどう第三者として冷静に裁けるかっていうのがわかんなくなってきちゃいますよね」と今回の問題を冷静に見る人がいなくなってしまうのではないと持論を語った。