バーブラ・ストライサンド、『エヴァーグリーンズ』『愛のイエントル』の記念盤CDを11月にリリース

バーブラ・ストライサンドが、『エヴァーグリーンズ:60年の在籍を祝して』、『愛のイエントル:発売40周年記念盤』のCDを2023年11月22日に日本リリースする(海外は10月27日)。なお、11月7日には、長く待たれてきた自叙伝『マイ・ネーム・イズ・バーブラ』が刊行(翻訳本は未定)される予定だ。

この2組のアルバムは、大きな意味を持つ周年を記念して発売される。『エヴァーグリーンズ』は、バーブラ・ストライサンドのコロムビア・レコード在籍60周年、そして『愛のイエントル』は、【アカデミー賞】を獲得したサウンドトラック・アルバム『愛のイエントル』の発売40周年を記念して制作された。

『エヴァーグリーンズ』の発売に先がけて、バーブラの歌唱で【グラミー賞】と【アカデミー賞】を獲得した「エヴァーグリーン(スター誕生の愛のテーマ)」の2023年ミックスが公開された。このレコーディングはバーブラが40年前に残したボーカルを新たなアレンジメントで仕上げたもので、同曲のビデオは9月22日に公開予定だ。

さらに10月6日には、サウンドトラック・アルバム『イエントル』制作時に録音されたものの、未発表のままだったトラック「パパ、キャン・ユー・ヒア・ミー?」が公開される。ストライサンドの音源保管庫で長く眠りつづけてきたこのレコーディングは、【アカデミー賞】の候補ともなった曲のオルタネート・バージョンで、プロデュースはフィル・ラモーン、アレンジはデイヴ・グルーシンが手がけている。

『エヴァーグリーンズ』は、バーブラ・ストライサンドのコロムビア・レコード在籍60周年を記念したアルバムだ。収められた22曲は、その長いキャリアを振り返ってバーブラ自身が選び出したものとなっている。これまでのコンピレーション・アルバムには一度も収録されたことがない曲ばかりで、チャートなどで大きな成果を残してきたものではない。バーブラ自身によって、彼女の感情をメロディや歌詞といかに融合させてきたかを示す好例として選ばれており、彼女の心と思い出のなかで特別な位置を占めてきた曲たちとなっている。

『愛のイエントル:発売40周年記念盤』は、【アカデミー賞】を獲得したサウンドトラック・アルバム『愛のイエントル』の40周年を記念して制作された作品で、オリジナル・アルバム収録の全曲と、長く音源保管庫で眠りつづけてきた未発表トラックを収めたボーナス・ディスクで構成されている。

ディスク1は、オリジナルのサウンドトラックを収めており、ディスク2では、バーブラが当時残したデモ・トラックやオルタネート・バージョン、計15曲を聴くことができる。このうち10曲のデモ・トラックは、バーブラのリビング・ルームで、ステレオ・カセット・デッキを使って録音されている。

どちらのアルバムも、長くストライサンドのA&Mマン、エグゼクティブ・プロデューサーとして働いてきたジェイ・ランダースの監修のもとに仕上げられた作品で、彼による詳細なライナーノーツも添えられている。

◎リリース情報
アルバム『エヴァーグリーンズ:60年の在籍を祝して』
2023/11/22 RELEASE
2,860円(tax incl.)

アルバム『愛のイエントル:発売40周年記念盤』
2023/11/22 RELEASE
4,180円(tax incl.)

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