黄ぶな推進協議会が9月27日を「黄ぶなの日」と定めて3回目となりました。ことし4月には一般社団法人日本記念日協会からも認定され、9月を周知月間としてさまざまなイベントを展開しています。この認定記念イベントと、街なかに現れた黄ぶなを巡ってみました。
3日、曲師町のオリオン通りイベント広場で開かれた「日本記念日協会認定記念イベント」を訪れた。同協議会の関口慶介(せきぐちけいすけ)会長(36)や、大通り2丁目の「ふくべ洞」店主で黄ぶな制作者の小川昌信(おがわまさのぶ)さん(81)らがあいさつ。黄ぶなを活用した街の活性化をPRした。
■園児たちが体操披露
そもそも黄ぶなとは何か-。江戸時代に宇都宮で天然痘が流行した際、田川で釣れた黄色いフナを病人に食べさせたところ、病気が治ったという話から、張り子の黄ぶなを作り無病息災を願う習慣ができ、宇都宮を代表する縁起物として広まったという。